冬の受験生ガイダンスを11/13-17、受験生保護者ガイダンスを11/12-14の日程で各4回ずつ開催しました。新型コロナデルタ株もほぼ鎮圧、このままコロナ自体が終息かと思われていた時期にも助けられ、多くの保護者様にお運び頂き大盛況のうちに幕を閉じることが出来ました。

　いつも申し上げていることですが、現在の受験は多様です。ただ、選択肢が多いということは一方で迷う要素も多いということです。生徒にとっては自分の、保護者様にとっては大切なお子様の将来を決める選択肢を一つに絞っていくというのはなかなか大変な作業です。勢い、エイヤッと成り行きと偶然だけできめてしまうなら、せっかくたくさん作られた選択肢が泣く、というものです。そこで、最新の受験事情のナビゲートかたがた、この後4か月の使い方などについてご説明しておこうというのが趣旨でして。振り返ると、もう8年やってます。

　どれほどのお手伝いが出来ているかは毎度心許ない限りなのですが、聞かないよりはマシな話を毎度心掛けております。今回はいかがだったでしょうか。少しは参考になっていれば幸いです。

　あの怒涛のガイダンスラッシュからもう2週間。遠い過去のような気がするから不思議ですが、塾内が静かな闘志で包まれてきたように感じるのは、少しはこのガイダンスも役に立ってではないかと、誰も言ってくれないので一人心を慰めております。

　受験生諸君、冬の真っ只中にいるということは、春が向こうから近づいてきている、ということでもあります。実はゴールはもうすぐ。間もなく諸君の努力が実を結ぶ季節が到来します。