高校入試で燃え尽きた私は、高校入学後は大学入試のことはおろか、学校の定期テストにさえも勉強の身が入らない状態でした。その結果、1年秋の進研模試では数学で28点をとってしまい、さすがに大学入試に危機感を感じ、自分を変えたいと思いリンデンバームシューレに入塾しました。
リンデンの整った自習室や落ち着ける飲食スペース、無料で飲めるコーヒーやお茶のおかげで部活動との両立で少ない時間の中でも効率の良い学習が出来、それに比例して成績も徐々に上がり始めました。2年に進級する前に、志望校は京大にしました。京大に入る学力があれば、入りたい大学ができた時に無理なく進路を変更できると考えたからです。
2年に上がり、力を入れたのは数学と英語です。文系の入試で差が出るのは数学だという豊弘先生の言葉を信じて網羅系問題集レジェンドの例題をやりこみました。答えが分からなかったら直ぐに解答を確認して、その後すぐに自分で書いてみて、詰まったところを出来るまで繰り返すことを何度もやりました。これのおかげで北大入試を乗り切るのに十分な数学力を養えたと思います。おそらく自分一人では最初から答えを出そうと1問に多くの時間を割き、効率の悪い学習を進めていたに違いありません。最初から答えを見る学習法を教えてくれたリンデンの数学講師の方々には本当に感謝しています。英語は単語帳をとにかく回しました。こちらは伊賀上先生の指示通りに最初は1日100単語、慣れてきたら200単語を毎日15分以内で確認するという作業をこなしました。ターゲット1400で分からない単語が無くなったとき、学校の定期テストは単語の勉強をしなくても十分に点が取れる状態になっていました。また、困った時には絵里先生に学習相談をしました。なんでも優しく聞いてくださって受験に対する不安も小さくなりました。受験は忍耐力が必要です。今の時代やるべき事や手段はインターネットなどで十分な情報を手に入れられます。では、難関大学への進学は今までよりもハードルが下がったのかというと、私はそうではないと考えます。手段や方法を知ってもそれを何度も反復し、自分のものにするには時間と体力と忍耐力が必要です。受験やスポーツではその教わったことを自分のものにする過程が最も大変です。
ゆえに、大学受験をやり切り第一志望校に合格する人間は多くはありません。すぐインターネットで成績の上げ方を調べていませんか?勉強法を探していませんか?それ自体は全く悪いことではありませんが、自分のものにしない限り、成績は決して上がりません。私が受験で学んだのは現実はそこまで甘くないということです。自分のできない問題に逃げることなく取り組み、出来るようになるまで逃げ出さない忍耐力が必要です。しかし一方で、現実はそこまで厳しくもありません。その過程さえ乗り越えられれば希望の大学に進学することが出来ます。テストの点以外は何も関係ないのです。このことを大学受験を通して教えてくださったリンデンバームシューレの講師陣の方々及びスタッフの皆さん、改めて本当に感謝申し上げます。
(2023年3月合格)
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