僕は中高一貫校で高校受験がなかった分、大学受験に対する危機感はゼロで高校生になっても勉強のスイッチがなかなか入りませんでした。高２に進級する時に周りが塾に通い始め、「自分も塾に入ろうかな」と考えていた時、同じ部活の友人に紹介されてリンデンに通い始めました。入塾の時、少人数かつ電子黒板を使用し、他の生徒の答案を見ながら進む授業形態に衝撃を受けました。おかげで、入塾してからの授業では、「他の人より良い答案を書こう」とモチベーションの向上に繋がり、「あの人の答案すごいな」という様に自分とは異なった、問題へのアプローチを身に付けることができました。
 自分は高３に進級するタイミングで国公立志望から私立志望へ変更したにも関わらず、鍵となる英語が壊滅的に悪く、国語もそれに続いて成績が低迷していました。しかし、リンデンには基礎から応用まで幅広い数々の授業があったので、自学自習の時の勉強法や理解しにくかった箇所を個別指導で聞いて、基礎から徹底的に学び直すことが出来て本当に助かりました。特に、フィーリングで解きがちだった現代文は、豊弘先生の授業で正しい読み方や解き方を身につけて明確な解答根拠を出せるようになり、徐々に点数が上がって安定する様になりました。豊弘先生の授業は本当に面白くて、正直授業を受けているという感覚はあまりしませんでした。英語では、芦澤先生、仙波先生、伊賀上先生に基礎単語、文法、英文解釈、を固めてもらい、三宅先生に実践的な長文読解の解法を教わりました。おかげで私大最難関である早稲田大学の英語でも十分に戦える力を身につけることができました。
 また、リンデンの整った自習室や落ち着ける飲食スペース、無料で飲めるコーヒーやお茶、安くて温かいご飯がほぼ毎日あるおかげで、疲れた部活の後でも、適度にリフレッシュしながら勉強効率を高め、集中を持続させることができました。他にも、定期的な受験生ガイダンス、絵里先生との個別面談で、最新の受験情報の入手や勉強に対する不安の解消が出来たこともよかったと思います。
 僕は、受験は人生の通過点に過ぎないと思っています。どの大学であれ、自分にとって最善の大学を受験し、合格するための努力をする過程が何より大切だと思います。「自分が後悔しない受験を」というのがこの先、受験をする皆さんに伝えたいことです。僕はこの１年間において後悔はありません。それはリンデンで受験勉強をしたからだと思っています。最後に、自分が志望校に合格出来たのは、スタッフの人たちや先生方のサポートのおかげです。本当にありがとうございました。