5月の割には冷えが続くと思っていましたが、ここ数日はすっかり気温も上がり、先週末は全国的に「危険な暑さ」。もう正直言って体がついていきません。本当に季節の変化はめまぐるしい。
　ただ、目まぐるしいのは季節だけではなく、受験カレンダーのほうも同様でして。この時期3月から続けてきた英数国主要3教科の底固めにめどをつけ、理社学習の本格的スタートを切れるかが後々を考えると非常に大切です。
　センターまで240日。時計の針は止まってはくれません。正しい手順を確実に実施していくことが、特に国公立受験生にとっては決定的に重要です。というわけで、恒例の理社ガイダンスを開催しました。

　内容は取り立ててここに書くほどのものではないのですが、いわゆる暗記物学習の一般的な方法論、及び、センター・二次理社学習において特に肝要な、ゴールからの逆算、などについてお話し申し上げました。
　どの受験生も神妙な顔で聞いてくれましたが、どうでしょうか。彼らのハートに響く話ができたか、それはもう少し後になってみないとわかりません。ただ、最も伝えたかった「理社を今から始めなければいけない」ことは伝わったんではないかな、と感じました。
　ここから徐々に傾斜を増していく受験の上り坂。受験生諸君、焦ることなく、確実に、しっかり踏みしめていきましょう。われわれ講師一同も、見慣れた、しかし今年最後の、この縦走ルートを踏破するべく、気を引き締めて伴走していきます。