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 メディアリテラシーという言葉があります。別段そんなに難しい言葉ではありません。高校1年生が「情報」の時間に習う言葉です。
 ちなみに、ウィキペディアによれば「メディア・リテラシー(英: media literacy)とは、情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと」とあります。

 最近、「次長課長」の河本さん、「キングコング」の梶原さんについてのTVでの扱いを見ていてふとこの言葉を思い出しました。

 何というか、コメンテーターの皆さん、びっくりするほど河本さんや梶原さんに同情的ですよね。人によっては発端となった片山さつき議員の告発の方が個人情報保護の観点から問題だと言い出す始末。ワイドショーのコメンテーターなどというのも、本業がなくてあれだけで食べていこうと思えばかなり「不安定な」お仕事なのでしょう。なんとか、吉本興業に睨まれたくない、共演NGにされたくないといった本音があからさまに見え、いじらしささえ感じてしまいます。
 そして、吉本興業によく思われたいというのは浮き草稼業のコメンテーターだけではなく、大テレビ局でも同じなのが驚きです。確かに、近年なるべく製作費が安くて高視聴率の番組をということで「お笑い」、なかでも吉本興業に頼りっぱなしの局サイドから見ても、吉本興業から後々恨みを買ったりしては大変と、まさに触らぬ神にたたりなしといった状態。
 現在の吉本興業は、少なくともテレビで自分の悪口は言わせないだけの力はあるんですね。エライものです。

 ただ、メディアで伝えられなければ事実そのものがなくなるわけではありません。つまり、今回の吉本興業のタレントさん達による生活保護不正受給の問題は視聴者のメディアリテラシーが試されているのです。この問題は決してタレント夫婦の痴話げんかとか、子弟の薬物使用といったような、有名人の私生活を興味本位で覗く類の話ではありません。今や、国家予算の1割に達する生活保護費の不正受給の問題を議論する突破口になるべき事件であり、それをなぁなぁで素通りしようとしているTVメディアの姿勢は根本的におかしなところがあり、私たちはメディアの姿勢そのものを問うべきだ、と思うのです。

 ちなみに、民法877条1項には「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある(つまり、親が生活に困っていれば少々自分の生活を切り詰めてでも仕送りをしなければならない)」とあり、また、河本さんが過去の出演番組で愛車が1000万円以上するポルシェであることや、時計は100万円超のフランク・ミュラーであり、今年の正月休みは家族揃ってビジネスクラスでハワイへ旅行に行った(今回問題になっているご母堂も共に)こともお話になっておられます。
 それでいて、岡山の福祉事務所が母親にくれると言ったんだから受給に問題はないと言い張るのは強弁というものでしょう。要はその福祉事務所がぼんやりしていてすべき調査をしなかったのであって、決して貰っていいお金を貰ったわけではない。こんな理屈が通るのなら「振込詐欺」だって被害者がやると言って振り込んでくれたお金を貰っているのであり無罪だ、ということになってしまいます。寝言は寝てから仰るべきでしょう。

 今こそ我々市民の正義の感覚をTVメディアに知らせてやらなければならない。絶対に吉本のタレントが出ている番組は見ないぞ

と言いたい。言うべきだ。本当に、でも、ああ…それなのに…

 確かにアホなコメンテーターが出ているワイドショーは見なくても困らないのですが、私の数少ない娯楽が晩酌をしながらのお笑い番組の鑑賞でして、それもすべてダウンタウンの出ている番組で…なんというか平重盛の「忠ならんと欲すれば孝ならず 孝ならんと欲すれば忠ならず」といったところでして、いったい私はどうしたらいいのでしょう?ここしばらく、ビデオ録画したダウンタウンの番組を見る際は常に罪の意識を感じなければならないのでしょうか?

 せめてお笑い番組くらい肩の力を抜いて見させてくれないか、頼むよ! お願いっ!! と、最後はなぜか哀願調になってしまったところで本日はこれまで。
 ご退屈様でした。

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