お久しぶりでございます。
ここしばらく、新規入塾の生徒様、保護者様にもたくさんお越しいただき、あわただしい日々を過ごしておりました。
本当に去年と比べると雲泥の差。
日々、感謝、感謝でございます。
ただ、そう感謝ばかりもしていられないのは、先日まで私どもリンデンバームシューレの目の前で行われておりました”花園町社会実験”(hanaeとかいうタイトルがついておりました、なんじゃそら)でございます。他県でご覧の皆様のために一言申し上げますと、私どもリンデンバームシューレがあります松山市花園町は、よく言えば市の中心部にありながら閑静な趣のある地区、はっきり言うと裏通り的なたたずまいの街並みなのです。ですから、うちだけではなく、「寺子屋」「日能研」などの錚々たる塾が立地しておりまして、夜になると送り迎えの車で前の通りはちょっとした渋滞になる時間もあるほどです。
その花園町を活性化してやろうと、去年から松山市が取り組んで下さっておりますのが花園町活性化事業でして。
ただ、この活性化事業の内容というのが…。
一言で言うと、B級グルメの屋台を出して、路上に席を置きそこで酒を飲みながら食べるという、なんというかお粗末というか時代錯誤というか、きょうび路上での喫煙でさえはばかられる都会にお住まいの皆様にとっては驚愕の内容なのです。まぁ、松山は河原で「いもたき」をやる習慣が古くからあるので、路上で酒を飲むのはあまり抵抗がないのかもしれませんがそれにしても…。しかもその期間は年間10日…。これで街が活性化するなら夕張市も明日からやればいいと思いますが、子供が考えてもそんなものが何の効果も生まないことはわかる理屈で。税金だけ使って効果ゼロ。こんなの民間企業なら死んでもやるまい、という企画が2年連続で行われているのが田舎の不思議。なんというかそんな市に税金を納めている我が身が情けなくなってくるような馬鹿さ加減なのでございます。
しかも、内容が粗末なのでせめて音くらいは、ということでやたらマイクのヴォリュームを上げるのでそのうるさいこと…。
酔っ払いは大きな声を出すわ、マイクはうるさいわで、生徒から苦情を言われて、文句を言いに行っても現場にいるのは、「そうですか」「頑張ります」ぐらいしか言えないような職員ばかり。怒り心頭、怒髪天を衝く(ないけど)とはまさにこのことでございます。
ただ、昔から「泣く子と地頭には勝てぬ」とも申しまして…。確かに、2年連続でうちの前が会場になりましたが(他にいくらでもスペースはあるのに)、それも我が身の不運と思って泣き寝入りするべきなのか…
とも思いましたが
やっぱりこの税金の使い方はおかしいよ、市民の皆様!
税金は市役所の職員の面白おかしい道楽のための遊興費ではないんじゃないの!!
ということで、イベントの主催者である松山市都市整備部都市政策課から「花園町通り社会実験に関するアンケートご協力のお願い」が参りましたので、塾生・保護者の皆様、そして我々職員の率直な感想を申し上げることとし、本日、自由民主党松山市議会議員川本光明先生とともに、松山市都市整備部 白石正治都市政策課長に65通のアンケートの回答を手渡して参りました。課長さんのお言葉によれば現在80通ほどの回答が集まっているそうなので、その内容がいかなるものであっても、うちの回答で可否同数には持ち込めそうです。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
ただ、今回の花園町空間改変事業に関して、私どもは(去年と違って)本腰を入れて市の姿勢を見極めたいと考えております。特に政治的活動をしたいわけではございませんが我が身に降りかかってきた火の粉は払わなければなりません。経過は追ってこちらでご報告申し上げます。皆様どうぞご期待下さい。
というわけで本日はこれまで。
ご退屈様でした。
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