ダラダラ続けてきた本稿も一旦区切りをつけようと思います。
大学受験で出題できるのは文科省の学習指導要領高校課程の範囲内という明確な限度があります。しかもその中で、いわゆる受験問題に仕立てられる知識という縛りがあります。出題範囲は相当絞られます。
それを網羅しているのが、売れ続けてきた高校学参です。だからこそ売れ続けてきたのであり、現在も売れているというのが何よりの効果の証明なのです。よって、その解説を読んで整理しながら記憶していくことができれば、独学でも難関大に合格できるし、合格体験記等を見てもそういう合格者は数多く存在します。
ただし、ある程度以上の期間、知識の習得や整理を怠ってきた方は、一人でその作業を行うのは非常に困難かつコスパがわるい。この場合、頭の中の天秤にかけて欲しいのは「時間」です。独りで頑張って余分に時間を使ってでも塾費を浮かすのと、塾で聞くことによって合格までの時間を短縮するのとではどちらが得か。私は本人の労力、保護者様の経済力、いずれのダメージも軽減できる最適解が「塾に通う」という選択だと思うのです。
ただし、「それができる塾」というのは実は非常に限られるので、だからこそ塾選びは長期的な視野で、よく考えて決めてくださいね、と概略そんなことを申し上げたくて本稿を書きました。
海外に目を向ければロシアのウクライナ侵攻、中国の台頭等の流動化する国際秩序。国内を振り返れば新型コロナの影響でさらに加速した少子高齢化と、自動運転に代表される異なる次元に突入していくICT環境。いずれもこれまでのスケールが通用しない、まさに激動期の入り口に世界は位置しています。
信じられるのは自分の頭脳1つ。その礎になるのが実は受験勉強だ、と考えて開塾したのが2009年の9月。ちょうど今月で開塾14年目を迎えました。
その間、多くの受験生がたくましく羽ばたき巣立っていきました。今この瞬間もこの世界をよくするために汗水たらして奮闘していることでしょう。そして来春も、社会に有為な人材が羽ばたいてくれるはずです。そう信じて私も今日の授業に臨みたいと思います。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。次回以降はもう少し具体的な、各科目の戦術について書きたいと思っていますが、とりあえず本日はこのあたりで。
台風一過。本日はこの季節らしい晴天。楽しみの少なかった中、よく耐えて頑張ってきた高3生諸君を天もねぎらってくださっているかのようです。
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