前回スマホでブログを書くようにしたというお話をお申し上げました。
私iphoneなんですが、iphoneすごいですね。今朝、siriからブログの更新をしろと提案がありました。びっくりです。
まあ、siriさんもそうおっしゃるわけだし、顔を立てて、駄文を並べてみます。
大切な役目を担ってもらう指導者ですから「どなたでもできる簡単なお仕事です」というわけにはいきません。ある科目の「できるできない」を変えるということは受験の勝ち負けを変え、受験の勝ち負けを変えるということは生徒さんの人生を変える、ということです。畏れにも似た謙虚な気持ちで生徒に向き合えなければ、この仕事をする資格はないと思います。
私が講師採用で重視している基準がいくつかあります。
1つは自分の教える科目の知識を超えて「勉強の方法」がわかっているということです。勉強の方法がわかっていればその人の学歴もそれなりのものになるでしょう。
もう1つは「どこで、どれぐらいの期間教えたか」つまり「経験値」です。
そして最後は人柄。申し上げたように教育は、時間が掛かる根気のいる作業です。人柄がよくない講師は、必要な作業を終えるまで生徒が待ってくれないので、成果が出ないまま終わってしまうのです。
客観的にできる能力と条件を満たし、主観的にもできる資質を有する人が指導を担うべきで、その意味では現在のスライドに書いている「学生講師」は「条件」を満たさないと思うのです。今の学生さん、特に地方の学生さん、は忙しい。忙しすぎます。この5年ほど、ちょうど全国の大学の独立行政法人化あたりから大学による学生の拘束は質が変わったように感じます。拘束時間だけを見ても高校生並みに長く、レポート、試験、さらに長引く不況に伴う就職活動の早期化(公務員試験・資格試験受験を含めた)等により、以前の大学生の牧歌的な生活のイメージは一変しています。「経験値」を蓄積する物理的余裕が存在しないのです。
バイトのお蔭で一般常識を含め随分多くのことを学んだ私としては、学校とは異なる学びの場を奪われた現在の大学生が不憫でしょうがないのですが、この話を展開するとどんどん本題から離れてしまうので今回は割愛して、またの機会に。
「学生講師に…」というのは、商売敵への悪罵ではありません。将来、立派な指導者になったであろう人たちの可能性の芽が摘まれているのに何もできない自らの無力さと、そんな学生に頼らざるを得ない自分も属する塾業界の現実への嘆き、みたいなものです。
いずれにせよ、人と時間と物がそろって初めて、結果を出せます。逆に結果が出ないということは、そのどれかが欠けている、ということです。
結果が出ないのであれば「方法」を変えればよいだけであり、素材(この場合は生徒さんですが)を真っ先に疑うのは順番が違っています。教育についても、もっと普段使っている一般常識で考えればよいのに‥といつも残念に思う所以です。
ということで、今回も終わりそうにないのでこのあたりで。
小笠原近海という奇妙なところで生まれた台風は進路を変え、勢力を増しながら日本海を北上するようです。
修学旅行にも行けなかった高3生最後の運動会なのに…
いろんな意味で、本当になんとかしてもらいたいものです。皆様も御用心を。
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